江原道鉄元の前方地域で1泊2日間歩き回る

GOPに接近し警戒用光ケーブル網を複数箇所切断

軍、最初の捕捉から身柄確保まで遅れ

国情院など合同調査チーム、侵入経緯の調査に着手

30代の女性が江原道鉄元の最前線部隊の民間人統制線(民統線)を突破し、一般前哨(GOP)まで無断で侵入して警戒施設を損壊したことが遅れて把握された。軍当局が最初の捕捉段階で身柄を確保できず、最前線の警戒および捜索・遮断作戦に深刻な不手際が露呈したとの指摘が出ている。

軍および取材を総合すると、軍は今月24日、民統線以北の地域で身元不明者の活動を捕捉し、直ちに捜索に乗り出したが、当時身柄の確保に失敗した。翌日の25日、該当人物はGOP一帯まで接近し、事前に準備した切断道具で警戒用の光ケーブル網の複数地点を損壊した。

この女性は1泊2日間にわたり、捜索に出た軍兵力を避けて民統線以北の地域にとどまっていたことが確認された。軍は25日午後になってようやく該当女性の身柄を最終確保し、前日に捕捉された人物と光ケーブル網の切断犯、検挙された人物が同一人物であることを確認した。

現在、国家情報院などを含む合同調査チームが女性の身柄を引き受け、正確な民統線侵入の経緯とGOP接近の目的、光ケーブル網損壊の動機などを集中的に調査している。最前線の監視網が突破された今回の事件により、軍の初動監視体系と現場対応能力全般に対する強度の高い真相究明が避けられないものとみられる。