選挙管理委員会特検のオリンピック公園投票用紙検証を巡る攻防の中で事前投票制度への根本的な懐疑論が拡散
投票用紙の印刷押印・証拠保全手続きの不備が露呈…選管労組さえも制度廃止を建議
有権者間の深刻な情報非対称性および「暗闇の投票」を引き起こす構造的欠陥の指摘が相次ぐ
「陰謀論のフレーム」に閉じ込めることに汲々とする民主党…公正な選挙秩序回復のための立法決断を促す
中央選挙管理委員会特検チームによるオリンピック公園競技場内の6・3地方選挙投票用紙の公開検証を巡り、手続き的正当性を巡る是非が拡散する中、事前投票制度そのものを根本的に見直すべきだという声が政界を中心に再び強く噴出している。選挙が終わるたびに繰り返される開票不正の是非や社会的葛藤を癒せないまま、事後的なその場しのぎの検証にしがみつく悪循環の断ち切るべきだという指摘が出ている。
31日、政界によると与野党は選管特検チームがオリンピック公園から搬出した投票用紙に対する証拠保全措置の適切性を巡って正面衝突した。国民の힘(国民の力)は、特検チームが異議申し立てがなかった投票用紙まで事前に徹底的に保全せずに搬出した後、遅れて立場を表明するなど手続き的透明性を損なったと強く批判した。一方、共に民主党は野党が根拠のない不正選挙論で政治生命を延長しようとしているとして「公党資格剥奪」に言及して防衛線を張った。しかし、選挙管理の最前線に立っている選管労組さえも事前投票の廃止を公式に建議していただけに、制度自体の構造的欠陥をもはや無視できないという批判が高まっている。
事前投票制度は導入の趣旨だった投票の利便性向上という名目の裏に、深刻な「情報の非対称性」という致命的な弱点を抱えている。公式選挙運動期間が終わる前に投票が行われることで、終盤に浮上する候補者の重大な不適格事由や政策検証の結果を全く知らないまま投票するという歪曲された結果を生む。ここに投票管理者による直接の個人的な押印ではなく、一括印刷押印に固執することで、公平性と透明性に対する国民的信頼を自ら損なったという指摘が絶えない。
自由民主主義の存立基盤は、主権者である国民が選挙結果を一点の疑惑もなく受け入れることができる公正で透明な選挙システムにある。巨大与党が制度の不備を指摘する国民的懸念をただの極端な陰謀論として片付け、耳を塞ぐことは主権者の正当な疑問を冒涜する傲慢な態度だ。選挙費用の削減と便宜主義的行政に安住するのではなく、本投票中心の現場開票の導入と事前投票の段階的廃止を含む根本的な公職選挙法改正に国会が責任を持って応じるべき時点である。




